「昨日の走塁は激励の意味で喝です!」大谷翔平の走塁ミスを井口資仁氏も"断罪" 「理由」も説明
大谷翔平の走塁判断をめぐって日米で注目を集めている。 現地10月18日(日本時間19日)に行なわナ・リーグ優勝決定シリーズの第5戦、ドジャースはメッツに6-12の大敗となった。 【動画】2試合連発!大谷翔平、ポストシーズン3号ソロを放つシーン 3勝1敗でシリーズ突破に王手をかけていた試合で内容が注目されたが先発右腕ジャック・フラハティの大乱調で試合が崩れたことも響いた。 攻撃面でも注目のプレーがあった。 1回表、ドジャース先制の好機を迎えたシーン。1番・DHで先発出場した大谷翔平は第1打席で右前打をマーク、続く好調なムーキー・ベッツも右翼へ二塁打を放って、無死二、三塁の形を作る。 そして続く、3番のテオスカー・ヘルナンデスはショートゴロに倒れてフォースアウトとなったが、このとき、メッツの遊撃手フランシスコ・リンドーアは前進守備をとらずに深めの位置で捕球、ショートゴロとなったが、三塁走者だった大谷はホームに走らず。 この大谷の走塁判断に関してデーブ・ロバーツ監督も試合後に「打球は二遊間に転がったわけだから、ショウヘイは(本塁に)行かなくてはならないことはわかっていたはずだ。でも(三塁に)とどまってしまった。言い訳はできない」とバッサリ。終始、厳しい表情だった。 この大谷の走塁判断に関しては20日に放送された「サンデーモーニング」(TBS系列)のスポーツコーナーの中でも取り上げたが、出演した元メジャーリーガーの井口資仁氏も「昨日の走塁は激励の意味で『喝です!』」ときっぱり。大谷の走塁ミスだったと語った。 シチュエーション的にメッツ内野陣も前進守備を取っておらず、1点はやむをえないという中で大谷は本塁に突っ込めず。理由としては「(大谷が)バックステップを踏んでしまっていたことで、スタートのタイミングを逃がした」とした。 結果的にこの回は0点に終わったことでドジャースは先制機会を失った。大谷は野手に専念した今季、イチロー氏が作った日本人最多盗塁記録を更新する「59」盗塁をマークと、持ち味の長打力だけではなく、得意の足でもチームに大きく貢献したとあって、このプレーをめぐっては今後も話題を呼びそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]